これからオフショア投資を検討している方にはぜひ知っていておいて欲しい、比較的まだ新しい海外金融機関である「プロビデンスライフ」についてご紹介します。
オフショア投資の海外金融機関として有名なインベスターズトラストやRL360°(旧ロイヤルロンドン)と比べると、まだまだマイナーです。ただ、日本人が契約できる数少ない海外金融機関の1つでもあるので知っておく価値はあります。
プロビデンスライフ(Providence Life)は海外の保険会社
他の海外生命保険会社と同様に、プロビデンスライフも生命保険会社でありながら信託事業を行っています。
プロビデンスライフの概要は以下の通りです。
・2010年に設立したばかりで新しい ・オフショア金融センターのモーリシャスが本社 ・オペレーションオフィスはドバイ ・総預資産は700億円以上 ・モーリシャスが定める最低資本金規制の968%を保有しており、
非常に健全な財務状況を維持している ・顧客の資産をユーロクリア(euroclear)で分別管理している
※ユーロクリアとは・・・世界有数の信託銀行。総預資産は3,500兆円以上あり、大企業だけでなく大手銀行や中央銀行にも資産を預けている
プロビデンスライフはオフショア地域の会社なので、運用中はしっかりその恩恵を受ける事が可能です。
オフショア投資の恩恵とは・・・オフショア地域に投資をすると、資産運用をしている期間中に課税が完全に免除、または著しく軽減される優遇措置が受けられます
プロビデンスライフの商品
コンパス(Compass)
プロビデンスライフが扱う商品の1つ目はコンパスです。コンパスの商品構成はインベスターズトラストのエボリューションによく似ています。
コンパスは定期貯蓄プラン商品と位置づけられており、プロビデンスライフの主力商品です。
ただエボリューションと比べると、コンパスは「ボーナスが付く基準」が高く設定されています。
また、他の積立商品よりも手数料が割安というメリットがあります。
ホライゾン(Horizon)
2つ目の商品はホライゾンポートフォリオボンドです。
適格認定海外年金制度(QROPS)と言って、海外に留まりたい移民向けの年金制度があるのですが、ホライゾンポートフォリオボンドはQROPSと提携しています。
ホライゾンポートフォリオボンドでは、世界的に認められた資産運用会社からの300以上のファンドへのアクセスが可能です。
オービット(Orbit)
3つ目はオービットポートフォリオボンドです。
オービットポートフォリオボンドは30,000ポンドと低い初期投資額から投資可能です。
単一または定期的な一括払いの貯蓄として使用することも、公認の信託会社を通じて信託に保持することもできます。
ポラリス(Polaris)
最後はポラリスポートフォリオボンドです。そのメリットは以下の4つになります。
・積立期間は5年、8年、10年から選べる
・40,000ポンドと初期投資額が低い
・手数料と利益率を他社と競っている
・最小引出額は300ポンドで、時価総額の85%までは無料で引き出しが可能
今回はマイナーですが、海外積立投資で日本人が契約できる海外金融機関「プロビデンスライフ」のサービスをご紹介しました。
日本語での情報は少ないですが、公式サイトを最後に載せておきます。
プロビデンスライフ公式サイト少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
当サイト『海外投資相談室』では、今回のような海外積立投資に役立つ情報を無料メルマガで配信中です。ぜひこの機会にご登録ください。