海外投資で必ず紹介される商品と言えばRL360°です。以前はロイヤルロンドンという名称でした。
海外投資には様々な金融商品があり、その中で多くの人が契約しているのが積立商品です。
RL360°(ロイヤルロンドン)は、人気のオフショア投資のカテゴリーに入る海外保険会社で沢山の積立商品を提供しています。
歴史が長く有名な積立商品も多いのですが、どのような特徴があるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
オフショア投資とは
RL360°(ロイヤルロンドン)についてお話する前に、オフショア投資とは何なのかについて解説します。
「オフショア」とは「金融面や税制面に対する特定の優遇措置が設けられている国や地域」の総称を指します。
皆さんもタックスヘイブン(tax haven)という言葉は聞いた事があるかも知れません。
このタックスヘイブンはオフショア投資の地域の事で、「課税が完全に免除されているまたは著しく軽減されている地域」という意味です。
では何故、オフショアという投資やタックスヘイブンといった地域が存在するのでしょうか?
それは、海外の投資家たちが投資をして無税または少ない税の支払いだけで利益を得られるようにする事によりさらに多くの投資家を呼び、世界中から国や地域に資金を集めるための施策だからです。
世界には250以上のオフショアが存在しており、それぞれの地域によりルールが異なります。
RL360°(ロイヤルロンドン)
オフショア投資するならRL360°(ロイヤルロンドン)またはインベスターズトラスト
投資をするなら誰でも損はしたくないですし、利益を増やしたいですよね。本来支払わなければならないとされる税金の部分を少しでも安くできる利点があるため、オフショア投資は世界中で大変人気です。
そんなオフショア投資の積立商品を多く扱っている金融機関としてRL360°(ロイヤルロンドン)と、インベスターズトラスト(ITA)が有名です。
RL360°(ロイヤルロンドン)はインベスターズトラストに比べて手数料が少々高いという事と、歴史が圧倒的に長い会社であるという事が挙げられます。
ただし、手数料に関してはロイヤリティーボーナスで元が取れる仕組みになっているため、長く利用する方は心配する必要はありません。
インベスターズトラストについては別の記事でご紹介しますね。
RL360°(ロイヤルロンドン)の積立商品
RL360°(ロイヤルロンドン)の特徴は以下の通りです。
・1861年から続いている ・契約者数は340万人を超えている ・ファンドの数は300種類以上もある ・本社は金融機関の審査が厳しいと言われているマン島にある ・世界170ヵ国以上で事業を展開している保険会社である ・預かり資産残高は20兆円
以前の名称である「ロイヤルロンドン」は相互保険年金組合ロイヤルロンドングループの100%子会社として1861年にスタートしました。2013年に独立して、現在のRL360°という名称に変わりました。
非常に長い歴史を持つ上に、金融機関の審査が厳しいと言われているマン島に籍を置いているため信用性の高い会社であると認識されています。
RL360°(ロイヤルロンドン)の積立商品としては、
・主力の商品はRegular Savings Plan(旧クアンタムの後継品) ・積み立て型ではないけれど、一括商品はオラクルが有名
Regular Savings Planは圧倒的人気商品で、旧クアンタムの後継品です。
日本人が契約できる海外積立商品の中で、加入者数がなんと最多です。
また、RL360°の商品といえばオラクルも有名で、こちらは積み立て型ではないためまとめて一括でお金が用意できる人に向いていると言えるでしょう。
どのIFAを選ぶ?
最後に、海外投資でRL360°(ロイヤルロンドン)を選ぶ場合も、運用してくれるIFA選びが重要になってきます。
日本人が契約できるIFAの中で、RL360°の保有するファンドを運用できるIFAで挙げられるのは下記をご参考ください。
①ハリスフレイザー
②アドミニストレーション
③アテナベスト
④アミチ
⑤グランターグ
また、RL360°の手数料は平均で年間2.5〜3%程度かかるので、毎月300~400ドルほどの積立額だと、資産が増えるのに時間がかかる傾向があります。
それを踏まえた上で、あとは資産の運用を握っているIFAをよく比較して、信頼できる正規代理店と契約するようにしましょう。
当サイトでは運用成績の良いアドミニストレーションをオススメしていますが、仲介業者と連絡が取れなくなるなどのトラブルに遭っては元も子もありませんので、商品選び・IFA選び・業者選びの3つを大切に、素敵な海外投資ライフを叶えてください。