コロナ禍でも投資を始められる?不況でも資産を増やすには・今後の動向

コロナでも投資を始められる?経済への影響・今後の動向海外投資(入門者向け)

さて、この記事を書いているのは2021年1月ですが、振り返ってみると昨年2020年は世界中が新型コロナウイルスの影響を受けたパンデミックの1年でした。

でも投資を考えている皆さんには金融市場が変動する時こそ、ある意味チャンスであるとお伝えしたいのです。


コロナ禍でも強い投資はズバリ「積立投資」

コロナ禍でも強い投資はあります。それは積立投資です。

ここでは、特にこれから始めようとしている初心者の方向けに、気を付けて欲しい点も踏まえながら何を選ぶべきなのかご説明します。


積み立てNISA

「投資と言えば積み立てNISAがいい!」と最近よく聞くお馴染みのフレーズになってきました。

積み立てNISAとは、2018年1月にスタートした少額からの長期積立と分散投資を支援する非課税制度です。

しかしながら、非課税なら安心だと思って初心者が簡単に始めるべきではありません。

積み立てNISA商品は、金融庁が厳選しておりその中から選ぶことになります。

これらの商品は「投資信託」や「ETF」といった元本が変動する商品なので、元本割れのリスクがある事を見落とさないでください。

※元本割れ・・・利益や収益を生み出す元になるお金の「元本」を買ったのにも関わらず、購入した金額よりも金融商品の価格が下がり、金融商品の価値が元本を下回ってしまうこと

また、選べる商品が限られているため、最初にどの商品を選ぶのかが重要です。

以上の理由から、これから投資を始める方は積み立てNISAはちょっとストップして考えてみて下さい。


インデックス投資

投資を始めたばかりの初心者に向けては、幅広い分散投資が可能なインデックス投資がおすすめだと言えます。

インデックス投資は、毎月低コストで積み立てられ、世界的な不況がありながらも長期的にずっと伸び続ける積立投資です。

インデックス投資のインデックスとは「指標」という意味です。

インデックス(指標)は、市場全体もしくは有名株の値動きから算出されるもので、日本だと日経平均株価・アメリカであればNYダウやS&P500 Indexが有名です。

つまり、NYダウやS&P500 Indexといったアメリカ株式指標に投資をするということは、「アメリカ経済に対して投資をする」ということになるです。


初心者に向いている理由をまとめると、下記の通りです。

・経済の動向を読まなくても長期で続けていれば少しずつ資産が増える
・少額から購入可能
・インデックス投資は間接的に複数の株に分散投資することになるので、ローリスクで運用ができる

ドルコスト平均法とは

積立投資をする際に、必ず覚えておいて欲しい用語がドルコスト平均法です。

価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。

この手法で金融商品を購入し続けた場合、おのずと安い時にはたくさん買うことができるので、長い目で見て平均購入単価を引き上げる効果があります。

つまり、ドルコスト平均法で積立投資をすれば、経済が不況であってもあまり問題ありません。長期で一定額を買い続けた事により、売却する時に「平均購入単価」が株価を超えていれば、差額分の利益を得られるのです。

コロナ相場でも株が好成績だった業界


GAFAM

2020年猛威をふるったコロナ禍でも売り上げを伸ばし株の価値を上げ好成績を残した強い業界、それはアメリカのハイテクノロジー業界です。

いわゆるGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)は打撃を受けるどころか、むしろ業績を伸ばし続けています。

また、GAFAMなどのアメリカハイテク業界以外にも注目したい業界があります。

① 電気自動車メーカー企業(テスラなど)
② 中国の新興ハイテク企業
② Netflix

電気自動車メーカー企業テスラ

まず、電気自動車メーカーのテスラは時価総額が2300億ドルを超えてトヨタ自動車を抜き、現在世界トップです。

新型コロナウイルス感染拡大によって競合他社の販売が悪化している間にテスラが世界一位に躍り出ました。

中国の新興ハイテク企業

アメリカ以外では、中国の新興ハイテク企業が急成長しています。

eスポーツやゲーム関連の市場進出が大きく、世界中の投資家が注目しています。

Netflix

Netflixもアメリカの企業で、動画配信サービスが事業です。

コロナショック後でも売り上げを伸ばし大きく株価を上げています。

ワクチン開発で投資にはどんな影響がある?

2020年11月16日、米バイオテクノロジー企業のモデルナが「新型コロナワクチンで94.5%の予防効果を得た」と発表しました。その3日後、米製薬会社ファイザーと独バイオンテックが共同開発した新型コロナワクチンが、「95%以上の予防効果を得た」と発表しました。日本の国内研究企業もワクチン開発を進めています。

ワクチン市場の動向を読むのは難関

上で挙げたハイテク市場だけではなく、投資ではワクチン市場も大注目されています。

ただ、結論としては、ワクチン市場はハイテク市場と異なり投資するにはハイリスクです。

ワクチン開発には何重にも臨床を繰り返して認可されてからようやく収益化されるため、いつのタイミングでどの銘柄を買うかを見極めるのが難しいのです。

資産形成の極意

新型コロナウイルスの影響があっても、将来のために資産形成する目標を掲げておく事が大切です。

「長期、積立、分散」という資産運用の基本を念頭に置いて、短期的な相場の変動に一喜一憂せず、長期的にコツコツ投資を続けることが、資産形成の極意と言えます。

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