オフショア投資するなら【マン島】の機関がおすすめです

「マン島(Isle of Man)」はイギリス王室が所有する独自の自治権を持った島国で、ヨーロッパにある有名なオフショア地域です。マン島はオフショア投資を行う人々に大人気で、実際に多くの日本人がマン島でオフショア投資をしています。

今回はマン島の海外金融機関の優秀度やおすすめな理由を解説していきます。

マン島(Isle of Man)という国

マン島はグレートブリテン島（イギリスの本土）とアイルランド島の間にあるアイリッシュ海の中央に浮かぶ人口約86,000人・面積約572km2の淡路島ほどの小さな島国です。

マン島はイギリスの島々に囲まれていますが、イギリスの領域ではありません。イギリスではありませんが、イギリス王室領属(イギリスの国王が所有する土地・地域)になります。独自の自治権を持っており、法律や税制はイギリスとは異なります。

ただし、外交と軍事は英国政府に委任しており、英国政府がマン島地域の防衛と外交に対する保全・安全の確保に責任を持っています。

通貨はマンクス・ポンドです。為替レートは、イギリスポンドと同じになります。

公用語は英語です。ただ、マン島語もあり、英語に次ぐ公用語になっています。

マン島は世界で最も古いオフショア地域であり、世界的に有名なオフショア金融センターがあります。

世界の金融機関の格付けがあるのですが、時期によっては最高評価のAAAを獲得しています。

日本の有名なメガバンクの三菱UFJファイナンシャル・グループはAマイナスの評価を獲得していることからも、我々が信用して利用している日本国内のメガバンク以上の最高評価を受けているという事がどれだけ凄い事かお分かり頂けると思います。

タックスヘイブンであるマン島は、以下の税制優遇があります。

・株などの資産を売却時に得られる儲けであるキャピタルゲインに対する税がかからない
・株の配当による儲けであるインカムゲインにも税がかからない

そのため、マン島でビジネスをしたいと考える企業は多いでしょう。しかしながら、マン島が認めない限り登記する事ができません。それほど由緒正しきオフショア地域なのです。

現在は、マン島に19社の保険会社が登記していますが、そのどれもが未だ倒産していません。

マン島は会社が登記する際に厳しい基準を設けています。これまで登記してきた金融機関は非常に優秀で、マン島が定めた最低余剰金の10倍ほどの資産を有しています。いかに想定外の金融危機に面しても、充分な蓄えがあるので対応できるようにしているのです。

さらに、マン島の金融機関の資産と顧客の資産は分別管理されています。万が一、金融機関が破綻しても、顧客の資産は守られるのです。

ここまででも、マン島の金融機関が充分信頼できる事はお分かりいただけていると思いますが、これだけではありません。

マン島には投資家保護法という法律が定められており、もしマン島の金融機関が破綻した場合、投資家の資産(評価額)の最大90%をマン島が保障してくれるというものです。

以上のことから、日本国内の金融機関に投資するよりもマン島の金融機関に投資するほうが魅力的に感じる人が多い理由がお分かりいただけたかと思います。

最後に、オフショア投資を始める時に気を付けるべき詐欺のお話をして終わります。

まず、マン島のオフショア投資の金融機関、商品などには詐欺要素はありません。

それではなぜ詐欺に遭う人がいるのかと言うと、紹介者(代理店)が騙しているのです。我々日本人がマン島のオフショア投資を始めたい時、資産運用を管理しているIFAと繋がっている紹介者(代理店)とやり取りする事になります。

本来、投資を始める人には契約する金融機関の情報や、商品のメリット・デメリット、資産が増えるシミュレーションなど、納得できるまで細かく説明を受けられる権利があります。

ところが悪徳な代理店だと、

・途中減額すると保証が無くなる・ボーナスが受け取れなくなるなどのリスクに関する大切な話をしない

・高額な手数料を請求してくる

・お金を預けた後、音信不通になる

このような被害に遭う可能性があります。マン島でのオフショア投資を行う際は、上記の特徴を持った代理店に注意して、信頼できる正規代理店に依頼するようにしましょう。