プレミアトラストの評判ってどうなの?【結論、信頼性は高いです】

プレミアトラストの評判ってどうなの?【結論、信頼性は高いです】海外投資(実践ノウハウ)

2007年に設立し、2016年頃から日本でも注目されるようになった金融機関プレミアトラスト。

実はプレミアトラストには格付けが無く、また歴史が浅く新しい会社であるために信頼できるのかどうか評判が気になる方が多いようです。

結論を先に言うと、プレミアトラストの信頼性は高いです。その理由もあわせて解説しますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。


プレミアトラストとは

プレミア・アシュアランス・グループ

まず、プレミアトラスト(Premier Trust)はプレミア・アシュアランス・グループ(Premier Assurance Group)に属しています。そのため、プレミアトラストはPTではなくPAと略されています。

プレミア・アシュアランス・グループはアメリカ・フロリダ州マイアミにある保険グループ会社で、プレミアトラストはそのグループ会社の信託会社です。

・プレミア・アシュアランス・グループの設立は2005年

・プレミアトラスト(PA)の設立は2007年

と、どちらも比較的まだ新しい会社でありながら、顧客範囲はすでに世界100ヶ国以上とグローバルに展開しています。

プレミアトラストはオフショア地域(タックスヘイブン)のヴァージン諸島に籍を置いています。ヴァージン諸島はイギリス領であり、位置はアメリカの真下、カリブ海にあります。

従業員数がかなり少ない

プレミアムトラスト(PA)は、ジェネラル・エレクトリック・カンパニー(General Electric Company)の2名のエンジニアが設立しました。

そのため、事業のIT化が進んでおり、従業員数は70名程度にも関わらず、業務をデジタルによって効率化して運営しているようです。

プレミアトラストが信頼できる理由

世界的に有名な第三者機関との連携

それではプレミアトラストが信頼できる理由について解説していきます。

まずはプレミア・アシュアランス・グループが「ロイズ保険市場のカバーホルダー認可」を受けている事です。カバーホルダーとは保険を請け負うことができるライセンスです。

ロイズは世界最大級で最古の歴史を持つ保険市場ですので、ロイズからカバーホルダー認可を受けるという事は、世界的に有名な資産保管期間や、資産運用会社との連携を可能にしているのです。

運用資金の管理役は優秀なセイブルトラスト

プレミアトラストは、顧客の資産運用をセイブルトラストに任せています。

セイブルトラストは世界的金融センターのBVIから認可を受けた信託会社です。半年に一度、BVIへ報告義務を担っています。顧客の資金はセイブルトラストが持つ信託保全口座のスイス・ユニオン銀行(UBS)で管理されます。

このように信頼性の高い第三者機関に資産運用を任せている事は顧客にとって安心感に繋がりますし、大手第三者機関に運用を託すことが出来るというのはそれだけ透明性がある(簡単に顧客を騙したりできない)証明にもなります。

万が一倒産しても運用資産の100%が保全される

上記の通り、プレミアトラストの顧客の資金は信託会社に預けられます。そのため、万が一倒産などが起きても運用資産は100%保全されます。

リスクが付き物な投資の世界では、こうした保全は大きな安心です。

プレミアトラストの商品

Provest Principal Protection

プレミアトラストのメイン商品が、Provest Principal Protectionです。

Provest Principal Protectionは「積立型&元本確保型」という構成になっています。

※元本確保・・・最初に決めた投資金額を積み立て続けることで、資産額が元本以上になるタイプの金融商品。また、元本だけでなく、一定の割合を保証する場合もある。例えば、「15年後に投資金額の140%を保証する」など。

※ただし、元本保証ということではないので注意が必要です。元本保証は100%投資した時の金額を保証、元本確保は減額や一部解約をしないなどの条件付きで元本を保証するという違いがあります。

Provest Principal Protectionの大まかな特徴は以下の通りです。

・年利が約4.3%~上限は無い

・Index(インデックス)を5個まで選択して運用する

・元本確保型のため、運用成績が悪くても「15年間の運用で総拠出額に対して140%」、「20年間で150%」、「25年間で160%」が確保される

・ボーナスは10年目に10年間分の拠出額に対して10%のボーナス付与。それ以降は5年ごとに5年分の拠出額に対して8%のボーナス付与。毎月の拠出を継続し続けていることが前提。

Provest Principal Protectionの手数料は毎月5ドルかかります。海外積立投資では毎月の手数料は発生するものですが、5ドルは比較的安いと言えます。

また、年間の資産管理手数料の率は、10年目まで1.9%、11年目から満期までは0.75%です。他の海外積立投資では2.5~3%ぐらいなのでこちらはかなり安く設定されています。手数料自体もそんなに高くなく、ボーナスで元が取れるように設計された良心的な商品構成だからこそ人気のメイン商品なのだと言えます。

Premier Principal Protection

続いてPremier Principal Protectionは、「一括型&元本確保型」という構成の商品です。

一括型なので、毎月のコツコツ積立ではなく、まとまったお金を一括で投資したい方向けの商品です。

Premier Principal Protectionもインデックスを5個まで選択したり、元本確保型という構成なので、どんなに運用成績が悪くても満期には100%受け取ることができます。

Premier Principal Protectionの大まかな特徴は以下の通りです。

・一括投資金額は最低10,000ドル~

・Index(インデックス)を5個まで選択して運用

・運用期間は5年/7年/10年から選択

・元本確保型だから運用成績が悪かったとしても満期に「拠出額から手数料分を引いた額に対して100%」を受け取れる

・ボーナス率は5年満期終了時に1.5%、7年満期終了時に3%、10年満期終了時に5%

ただ、メイン商品のProvest Principal Protectionと比較すると魅力は欠けてしまいます。元本確保型なのですが、Premier Principal Protectionは拠出額に対する元本確保ではなく、拠出額から手数料分を引いた額に対する元本確保になっているからです。(つまり、支払った額100%分は戻ってこず、少し手数料分を引かれた額が戻ってくるのでちょっと損です。)

Premier

3つ目の商品は一括型のPremierです。

Premierの特徴としては、Premier Principal Protectionはインデックス運用をするのに対し、世界の主要な資産運用会社のファンドを10個選択して運用するという点です。

・一括投資金額は最低10,000ドル~

・世界の主要な資産運用会社のファンドを10個選択して運用

・運用期間は5年/7年/10年から選択

・ボーナス率は5年満期終了時に1.5%、7年満期終了時に3%、10年満期終了時に5%


今回はまだ歴史は浅いが、信頼できる海外金融機関プレミアトラストについてご紹介しました。

検討する方は、よほど一括型にこだわらない限りは積立&元本確保型のProvest Principal Protectionが良いでしょう。良かったら参考にしてみて下さい。




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