香港の大手保険会社であるFTLifeの「リージェントプライム2、5」そして「リージェントエリート2、5」の新たな商品概要をご存知でしょうか?
今回はリージェントプライムとリージェントエリートの違い、そして新しく変わった変更点を分かりやすく解説していきます。
海外保険に加入する際には、保険業法に抵触しないように注意してください。ただ、投資顧問会社などを介せば問題なく契約手続きを行うことができます。
※この記事は海外生命保険についての解説記事です。
※海外生命保険の加入を勧めるものではありません。
FTLifeとは
FTLifeの正式名称は、「FTLife Insurance Company Limited / 富通保保険有限公司」で、海外生命保険の会社です。
FTLifeは日本人が契約できる海外金融機関の1つです。「信託会社を介して間接的に契約し、その後に名義変更を行うことで契約を完了させる」という方法で契約が可能となります。
その歴史は200年近くと非常に長く、その間社名が頻繁に変わり、直近では旧名「アジアス(AGEAS)」でした。
本社は香港、金融格付けではRL360°の次に良い高評価を得ています。
FTLifeについて、さらに詳しくは上記をご覧下さい。
リージェントプライム
リージェントプライム(Regent Prime)は、死亡保障のある終身保険です。
特徴としては、短期での引き出し、早期のリターンを重視した商品構成となっています。
リージェントプライムには下記の2種類の商品があります。
・支払期間が全期前納または2年の「リージェントプライム 2」
・支払期間が全期前納または5年の「リージェントプライム 5」
リージェントプライム5は、新しく登場した商品です。
支払い:全期前納払いの場合、前払い金額に2%が上乗せされる(金利は0~2%で変動する) 契約者数:1名(変更は何度でも可) 契約可能年齢:0~75歳 最大被保険者数:2名(変更は何度でも可) 保障期間:被保険者が128歳になるまで 健康診断:不要 支払い通貨:米ドル 支払い方法:クレジットカード(VISA、Master Card)、BSO香港内自動送金、海外送金 クレジットカード払い手数料:初回は無料、2回目以降2.2%、全期前納払い1.6% 積立頻度:全期前納払い、月払い、半年払い、年払い 最低保険金額:2年払い:4,500米ドル/年、5年払い:3,000米ドル/年、 10年払い:3,000米ドル/年 死亡保障金額:「保険金額の100%」「利息を含むリバージョナリーボーナス」「ターミナルボーナス」を足した金額 解約返戻金額:「確定キャッシュバリュー」「利息を含むリバージョナリーボーナスのキャッシュバリュー」「ターミナルボーナスのキャッシュバリュー」を足した金額 元本確保年数:リージェントプライム2、リージェントプライム5共に15年目 身分証明書:パスポートと香港入国ステッカー 住所証明書:「運転免許証」「公共料金証明書」「住民票」「銀行・クレジットカード明細書」のいずれか一つ 譲渡:譲渡人および譲受人が香港に来航することで譲渡可 減額:いつでも申請可 ※注意点として、「保証金額」「リバージョナリーボーナス」「ターミナルボーナス」「確定キャッシュバリュー」も下がる 取り崩し:利息を含むリバージョナリーボーナスのキャッシュバリューはいつでも取崩申請可 停止:不可 ※ただし、未払い金が発生し31日以内に解消されない場合、契約者貸付の利用限度額があれば自動的に停止される。利用限度額がなければ強制解約になる 解約:いつでも申請可 ※注意点として、早期解約する場合は元本割れのリスクがある
2021年10月変更
・解約返戻金の損益分岐点について、変更前は8年、変更後は7年になりました
・解約返戻金が2倍になる時期が、18年から17年になりました
・ポイントとしては、20年目以降も保有するかもという人であれば、変更前の方が若干優位なので解約返戻金が2倍の19年後に解約予定にするのがコツです
リージェントエリート
リージェントエリート (Regent Elite)も、リージェントプライムと商品概要はほぼ同じです。
特徴としては、長期間保有し、資産を大きく増やす事を重視した商品構成となっています。
リージェントエリートには下記の2種類の商品があります。
・支払期間が全期前納または2年の「リージェントエリート 2」
・支払期間が全期前納または5年の「 リージェントエリート5」
リージェントエリート5は、新しく登場した商品です。
最低保険金額:2年払い:4,500米ドル/年、5年払い:3,000米ドル/年 元本確保年数:リージェントエリート2は18年目、リージェントエリート5は15年目
2021年10月変更
・元本確保までの期間が15年から18年になりました
・17年目以降の返礼率が上がりました
まとめ
リージェントプライムもリージェントエリートも、資産を増やす事を重点に置いた商品であるため、死亡保障額は他の生命保険と比較すると小さいです。
しかしながら、年金代わりに老後の資産として考えるならばオフショア生命保険として価値の高い商品です。
FTLifeについてより詳しくお知りになりたい方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。丁寧にご対応いただける正規代理店をご紹介させていただきます。