海外投資では、注意しておかないと引っかかりやすい「うっかりミス」があります。
現在、商品を検討中の方に特に読んでいただきたい内容です。
これから海外投資を始めるか否か、迷っている方もぜひ参考にしてみて下さい。
注意事項の見落とし
まず、引っかかりやすいうっかりミスとして挙げたいのは、商品選びの際に注意事項を見落としがちな事です。
例えば、“満期まで最初に決めた金額を毎月支払い続けます”という事は読んでも、その裏にある注意点に気付かないことがあります。
その裏にある注意点とは、“途中での支払い額の減額、支払いの一時停止、引き出し(一部解約)は出来ない”という事です。
上記の注意点に気付かないまま減額などをしてしまうと、せっかく※元本確保型の商品なのに、条件が変わってしまい最終的に受け取れる金額が減ってしまいます。また、ボーナスが受け取れなくなることもあります。
※元本確保・・・最初に決めた投資金額を積み立て続けることで、資産額が元本以上になるタイプの金融商品。また、元本だけでなく、一定の割合を保証する場合もある。例えば、「15年後に投資金額の140%を保証する」など。
デメリットまで聞かずに契約してしまう
海外投資は、最終的には自分で「金融機関」と「金融商品」、「IFA」を選択しなければなりません。
ほとんどの場合、誰かしらの紹介者から商品説明を受けて契約をしますが、一番気を付けなければならないことは「メリットしか聞かずに契約してしまう事」です。
確かに、海外投資は
・平均利回りが10%前後
・元本確保型の商品
がオススメなのは事実です。しかしながら、商品1つ1つに異なる特徴があるため、メリットだけでなくデメリットまで把握した上で契約することが大切になります。
知っている情報が古い
もう一つ注意したいうっかりミスは、知っている情報が古い事です。
現在はオンラインですべて完結できる商品もあるほど、海外投資は常にアップデートされています。
例えば、10年前であれば「香港などの現地まで出向いてIFAと契約する」というのが当時の最新情報でした。
しかし、今は現地に行く必要もなく、郵送で契約可能です。
※商品によって異なります。
また、時代によってもカントリーリスクの状況は変わります。今でも日本人にとって海外投資で人気なのは香港ですが、実はカントリーリスクの懸念があり、他の候補地を検討する慎重な人もいます。
※香港のカントリーリスク・・・香港返還から20年ほど経過した今、中国との関係が揺らいでいます。そのため、国の情勢が悪化して通貨の価値が下がってしまえば、せっかく持っていた資産にも影響が出る恐れがあります。
まとめ
以上、海外投資で起こりやすいうっかりミスでした。
正直なところ、海外投資を素人が一人で学んで商品を選んで契約して成功して資産を増やす、というのは難しいです。
そのために正しい情報を教えてくれて、サポートしてくれる正規代理店のファイナンシャルプランナーや信頼できるIFAが存在しています。
どんな些細な事でも構いません。これってどういう事なのだろう?私の判断はこれで良いのだろうか?と疑問に思う事があれば、迷わず信頼できる代理店の人に聞いてみて下さい。
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