海外投資をお考えの皆さんは、何を目的に海外投資を始めたいと思っているでしょうか?
ほとんどの方が、「老後の資金準備」とお答えになるかと思います。もしくは、「子孫に残すための資金準備」という方もいらっしゃるでしょう。
ただ、「何となく国内の投資よりも海外投資のほうが利回りが良くて利益が出やすいから・・・」という理由で海外投資(海外積立投資)を始めるのはちょっと待って下さい!
①ファイナンシャルプランニングをして目標を立てる
②海外積立投資で資産が増える仕組みを知る
③積立投資と一括投資でのシミュレーションを知る
慌てずにこの順番に沿ってシミュレーションを行うことが大切です。あなたにとって最適な海外投資を見つけて下さいね。
まずはファイナンシャルプランニングから
人生には様々なイベントが起こります。そして、そのたびにお金がかかります。
例えば子供の教育資金、老後資金、不動産購入などが挙げられます。
ファイナンシャルプランニングは目的に関わらず出来るだけ早く取り組んでおくべきです。
特に海外積立投資をこれからやるのであれば、最低でもファイナンシャルプランニングは済ませて、目標を設定しておくことが大切です。
リタイア(退職)後の資金準備
私達は、退職時に一体いくらぐらいのお金が必要なのでしょうか?
日本人男性・女性の平均寿命(年々寿命は伸びています)、ご自身の現在の年齢を考えて、退職後に何年分の資金が必要なのか逆算することが重要です。
ちなみに総務省統計局で2020年に実施された家計調査では、「65歳以上の夫婦のみの無職世帯における年金を含む社会保障給付の収入」は平均21万9,976円です。
年金受給額の概算式は下記になります。
老齢基礎年金+老齢厚生年金(平均年収×被保険者期間×0.005481)
※途中、保険料免除などを受けた場合はこの計算とは異なります。
ドルコスト平均法のメリット
海外積立投資では、ドルコスト平均法を用いた方法が有効です。
ドルコスト平均法とは:価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法
ドルコスト平均法で積立投資をすれば、経済が不況であってもあまり問題ありません。長期で一定額を買い続けた事により、売却する時に「平均購入単価」が株価を超えていれば、差額分の利益を得られるという仕組みです。
投資方法によるシミュレーションの違い
海外投資は、
・積立投資
・一括投資
2種類の投資方法に分かれています。実は投資方法によって目標の金額達成するまでにかかる時間などが変わってきます。
海外積立投資のシミュレーション
例えば、月々35,000円を毎月積み立てるとしましょう。目標金額は1,000万円です。
一般的に海外積立投資にかかる手数料も含めて利回りごとに考えてみると、下記のようになります。
・利回り5%:かかる時間17年 ・利回り8%:かかる時間15年 ・利回り10%:かかる時間14年
海外一括投資のシミュレーション
例えば、一括で100万円を投資するとしましょう。 目標金額は1,000万円です。
こちらも利回りごとに考えてみると、下記のようになります。
・利回り5%:かかる時間48年 ・利回り8%:かかる時間30年 ・利回り10%:かかる時間25年
まとめ
ファイナンシャルプランニングをしてから投資方法ごとにシミュレーションをする事で、ご自身の目標に向けて毎月どれぐらいの金額・トータルで何年の時間が必要なのかが見えてくるかと思います。
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