皆さんは海外投資と聞くとどんな投資をイメージするでしょうか？
ここで海外生命保険をイメージした方は鋭いです！ なぜなら海外生命保険に投資するという事は、非常にメリットが大きく、知らない＆始めないのは非常にもったいない選択だからです。
メリットがある反面、いくつかのデメリットもありますが、しっかりと対策すれば問題なく契約できます。
海外投資初心者の方は少し難しいと感じるかもしれませんが、メリットが大きい投資なので、検討する価値はあると思います。
メリット
元本確保型である
1つ目の大きなメリットは、海外生命保険は元本確保型だという事です。それぞれの商品によって条件は異なりますが、ある一定の年数を超えると資産額が元本以上に増えることを約束してくれているので、その時期を超えれば損をする心配がないという訳です。
支払期間や支払い続ける保険料の金額によっては、元本に達する時期を早めることも可能です。
元本確保とは・・・最初に決めた投資金額（元本）を積み立て続けることで、資産額が元本以上になること。また、元本だけでなく、一定の割合を保証する場合もある。例えば、「15年後に投資金額の140%を保証する」など。
利益となる解約返戻金や死亡保険金が多い
万が一の備えとしての役割は、海外生命保険も日本国内の生命保険も同じです。
ところが、海外生命保険の場合は死亡保険金や解約返戻金の金額が国内生命保険よりも圧倒的に大きいです。
それは何故かと言いますと、
・国内生命保険：一度設定された保険金が変わることは無い
・海外生命保険：契約年数が増えれば増えるほど受け取れる保険金が増える
というように、国内生命保険と海外生命保険は仕組み自体が異なるからです。
デメリット
デメリットで一番気をつけないといけないのが、保険業法という法律に関することです。初心者の方にとっては少し難しいかも知れないですが、できるだけ簡単に説明します。
契約時の保険業法に注意しないといけない
保険業法が関わってくるのは最初の契約時です。
海外生命保険の契約に関わる「保険業法186条文」によると、「日本人は海外の保険会社と契約してはならず、契約時は内閣総理大臣の許可を要する」というような内容が書かれています。
これはつまり、「海外の保険会社に加入する際に保険商品に契約しないでね」と言っています。
ですので契約時に気をつけるべきポイントは、
①契約相手は投資信託会社と契約する
②投資信託会社から保険契約を譲渡してもらって海外生命保険への加入を成立させる
この流れに沿って契約する事です。もし①の契約相手を海外生命保険会社そのものにすると法律違反になる可能性があり、保険業法337条により50万円以下の罰金を支払わなくてはなりません。
代理店がなかなか見つからない
上記で説明した契約方法は、専門の投資顧問会社でないと対応できないケースが大半です。
ほとんどの代理店が保険業法に抵触するリスクを負いたくはないので、個人が海外生命保険会社の商品に加入したい場合は代理店探しに苦労します。
個人で直接どうにか契約しようとするのも難しいので、国内の代理店を介すことは必須です。
途中解約をすると損をする
海外生命保険は途中で解約すると損をしてしまうことがあります。
これは日本国内の生命保険と同じ条件です。ですが、上で述べたメリットの元本確保がありますから、やめずに続ければ得られる利益が大きいので、やはり日本国内の生命保険より断然魅力的です。
結論：メリットが大きいのでやる価値あり！
日本人が契約できる海外生命保険会社は数に限りがあります。
その中でも、サンライフという海外生命保険会社のライフブリリアンスという商品が加入者が多く優秀です。ご興味のある方は参考にしてみて下さい。
メリットが大きいのでやる価値は充分に高い海外生命保険ですが、契約時に保険業法に抵触しない事に気をつけて、信頼できる代理店（投資顧問会社）と契約するという注意点があります。注意点をしっかり踏まえた上で、どのようにするか検討してみて下さいね。
※この記事は海外生命保険についての解説記事です
※海外生命保険の加入を勧めるものではありません
