RL360°(ロイヤルロンドン)の主力積立商品と名高いRegular Savings Plan(レギュラーセービングプラン)について解説していきます。
RL360°(ロイヤルロンドン)で契約する時に選ぶ商品として、特別な理由がない限りは大体皆さんRegular Savings Planを選択することになります。
ここでは初期口座期間や手数料、「解約するとどうなるのか?」「ボーナスは?」といった情報をお伝えします。
RL360°(ロイヤルロンドン)
まず、RL360°(ロイヤルロンドン)について簡単にご紹介します。
RL360°(ロイヤルロンドン)はとても歴史の長い保険会社で、1861年から続いています。設立当初は相互保険年金組合ロイヤルロンドングループの100%子会社でしたが、2013年に独立して、現在のRL360°という名称に変わりました。
金融機関の審査が厳しいと言われているマン島に籍を置いているため信用性の高い会社であると認識されています。
RL360°(ロイヤルロンドン)についてさらに詳しく知りたい方はこちら
Regular Savings Plan【RSP】 の概要
RL360°(ロイヤルロンドン)は世界中で人気な「オフショア投資」の積立商品を多く扱っています。
その中でRegular Savings Plan(レギュラーセービングプラン)が主力商品です。
購入条件
・名義人/被保険者の対象年齢:18~65歳(最大2名まで指定可能で、共同名義の場合は年上が対象になる)
・契約期間:5~25年
・積立通貨(最低積立金額):USD($280)/JPY(¥31,000)
・積立方法:毎月/3ヶ月ごと/半年/毎年から選べる
・増額と減額:USD($80~)/JPY(¥7,500~)
※増額はいつでも可能だが、その時点で再度初期口座期間がスタートする
※減額は初期口座期間が終了後から可能
・一括払いの最低金額:USD($8,000)/JPY(¥750,000)
※積立金の一括払いは7%の初期口座手数料が差し引かれた後、貯蓄口座に入金される
・ファンド数:ダイレクトファンド34社、およそ180種類以上
・組み込み可能なファンド数:10種類
※ファンドスイッチングは無制限
・保証:マン島の保険業法1991より、資産の時価総額の最大90%が保証される
気になる手数料について
・契約手数料:USD($7)or 日本円(¥775円)/月
※停止中は契約手数料が3倍になる
初期口座手数料:0.5%/月(積立開始~満期を迎えるまで、初期口座の時価総額に対して0.5%が毎月差し引かれる)
・管理手数料:0.125%/月(ファンドの時価総額に対して0.125%が初期口座および貯蓄口座から差し引かれる)
・マネジメント費:1%/年(ファンドの時価総額に対して1%が貯蓄口座から差し引かれる)
・クレジットカード決済手数料:無料
・積立先変更手数料:無料
解約時のルール
・初期口座期間中に解約すると、解約返戻金は無い
・初期口座期間経過後の中途解約では、積立期間残存年数に応じた手数料率が初期口座の時価総額に対して発生し、解約返戻金として受け取れる
RL360°(ロイヤルロンドン)はインベスターズトラストに比べて手数料が少々高いと言われています。
ただし、手数料に関してはロイヤリティーボーナスで元が取れる仕組みになっているため、長く利用する方は心配する必要はありません。
ボーナス
・イニシャルボーナス
積立年数に応じて加算されるボーナスです。加算されるボーナスは積立年数によって変わります。
条件や積立年数とボーナスの率は以下をご覧ください。
・ロイヤリティーボーナス
積立期間の満了時にもらえるボーナスです。初期口座の時価総額に対してボーナスが一括で加算されます。
加算されるボーナス率は積立年数によって変わります。詳細は以下の通りです。
ロイヤリティーボーナスは、満期までお金を支払い続けてくれた人に付与されるものです。
毎年、高額な手数料を支払っていると感じても、ロイヤリティーボーナスをもらう事でその分返ってくるイメージです。
※途中で支払いを停止した分はカウントせずにロイヤリティーボーナス率が計算されます
・エクストラアロケーションボーナス
積立額に応じて毎月加算されるボーナスです。加算されるボーナス率は積立額によって変わります。
注意点は、積立を一時停止してしまうと付与されなくなる事です。ただし、積立を再開すれば再び付与されるようになります。
ボーナス率は下記の通りです。
USD($770〜)/JPY(¥85,250〜)ボーナス率は1%、USD($1,330〜)/JPY(¥147,250〜)でボーナス率は2%という条件で、見ての通り積立金額が大きい場合に付いてくるボーナスがこのエクストラアロケーションボーナスです。
旧クアンタム(Quantum)との比較
旧商品のクアンタム(Quantum)とは何が変わったのでしょうか?
大きく変わった点は、契約者が死亡した際に資産を管理・運用することになる受託者の権利です。
旧クアンタムでは、受託者が資産を受け取る時に解約手数料がかかるようになっていましたが、
Regular Savings Planでは、契約者の死亡時から90日以内に死亡申告手続きを行うことで、解約手数料なしで時価総額を死亡保険金として受託者が受け取れます。
あとは契約手数料が、若干Regular Savings Planのほうが安くなりました。
高リターンを狙うにはIFA選びが大切
資産の運用はIFAが行っています。
日本人が契約できるIFAの中で、RL360°の保有するファンドを運用できるIFAは下記をご参考ください。
①ハリスフレイザー
②アドミニストレーション
③アテナベスト
④アミチ
⑤グランターグ
当サイトでは運用成績の良いアドミニストレーションをオススメしています。
こちらのIFAと手続きするには、直接の日本人カスタマーサポートがないため投資顧問会社などを介する必要があります。
IFAをよく比較して、信頼できる投資顧問会社・正規代理店と契約するようにしましょう。