RL360°(旧ロイヤルロンドン)は海外投資で有名な金融機関です。その中で、一括投資商品として販売されているのが「Oracle(オラクル)」です。
「コツコツ毎月少額を積み立て続けるよりも、私はまとめて海外投資したい!」という方はOracle(オラクル)を選ぶのですが、正直なところ商品構成は微妙です。
他にもっとオススメな一括投資型商品に繋がるヒントがあるので、最後まで読んでみて下さいね。
RL360°の基本情報
RL360°(ロイヤルロンドン)は、人気のオフショア投資のカテゴリーに入る海外保険会社で沢山の金融商品を提供しています。
また、非常に歴史が長く1861年からスタートした会社です。以前の名称である相互保険年金組合ロイヤルロンドングループの100%子会社「ロイヤルロンドン」から2013年に独立して、現在のRL360°という名称に変わりました。
非常に長い歴史を持つ上に、金融機関の審査が厳しいと言われているマン島に籍を置いているため、信用性の高い会社であることで有名です。
Oracleの商品概要
Oracle(オラクル)はRL360°の一括投資型商品です。まとまったお金を一括で投資できる仕組みになっています。簡単に基本情報を載せますので参考にしてみて下さい。
・運用期間 契約から99年間 ・保障期間 契約から99年間 ・契約可能年齢 制限なし ・契約者数 1名or 2名 ・投資通貨 日本円/米ドル/ユーロ/香港ドル/豪ドル/英ポンド/スイスフラン ・投資頻度 一括払いのみ ※追加投資も可 ・支払い方法 クレジットカード/海外送金/小切手(香港内の銀行のみ) ※日本国内の銀行口座から海外送金を行う必要がある ※小切手は米ドル、香港ドルのみ ・最低投資金額 340万円/32,000米ドル/24,000ユーロ/25万香港ドル/36,000豪ドル/20,000英ポンド/30,000スイスフラン ・追加投資金額 42万5千円/4,000米ドル/3,000ユーロ/31,250万香港ドル/4,500豪ドル/2,500英ポンド/3,750スイスフラン ・プラン最低維持額 最低投資金額に準ずる ・満期受取金 時価総額(投資金額+運用益+ボーナス) ※ボーナスとして6年目以降は運用利回りに年間0.5%が加算される ・死亡時受取金 時価総額(投資金額+運用益+ボーナス) ※契約者が死亡した場合は、受諾者が契約権を引き継ぐ ・身分証明書 パスポート、運転免許証のいずれか1つ ・住所証明書(下記のいずれか1つ) 運転免許証/公共料金証明書/住民票/税金納付書/クレジットカードの明細書/ローン明細書/建物の賃貸借契約書 ・取り崩し 193万7,500円もしくは投資額の15%以上を維持することを条件に、38,750円から取り崩し申請可能 ・解約:いつでも申請可能 ・譲渡:書面による手続きにて譲渡可能 ※譲受人は18歳以上であること ・ボーナス:6年目以降は運用利回りに年間0.5%が加算されていく
また、Oracleの各種手数料は下記の通りで、「Regular Savings Plan」などの積立型商品よりも高く設定されています。手数料が高いとなかなか思うように資産が増えないので魅力的ではないと言えます。
①契約手数料:時価総額×0.375%を四半期ごとに徴収される ※5年間継続する
②口座管理手数料:時価総額 or 投資総額×0.3%を四半期ごとに徴収される
③信託報酬:時価総額×0.25~0.375%を四半期ごとに徴収される ※率はIFAにより異なる
④早期解約手数料:5年以内に解約の場合、契約手数料の未払い分が徴収される
積立型をお探しならこちら
一括投資型のOracleに比べると、RL360°で圧倒的人気なのが積立型商品の「Regular Savings Plan」です。Regular Savings Planは、「クアンタム」の後継品です。日本人が契約できる海外積立商品の中で、加入者数がなんと最多です。
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まとめ
日本人が契約できるオフショア投資機関のRL360°では、圧倒的に積立型が主力商品となっており、残念ながら一括投資型のOracleは手数料が高いのでそこまで期待できる商品ではないことが分かりました。
では最後に、一括型投資の良い商品をお探しの方へメッセージです。実は外国為替及び外国貿易法の関係でここでは直接お話することができません。代わりに、5分で終わる簡単な無料お問い合わせフォームから質問いただければお答えできるのでぜひご利用ください。
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